Group of Prasat TA MUEAN 遺跡 トップへ戻る


5412ta muean thom   三箇所の中では突当りが規模が大きく見応えが有ります。


 首都から車で約450`タイ王国東部の田舎町SURINに泊まり周囲の遺跡を巡礼した中の一つです。
 2号線をNAKHON RATCHASIMAで226号線に右折SURINで214号線に右折します。
 24号線を横断し約15`で224号線に右折し、更に西行すること約35`で2047号線に左折して国境に向かうと道はこの遺跡で終ります。
 一帯には三箇所(Ta Muean/Ta Muean Tot/Ta Muean  Thom)の建造物が在り、一まとめに扱われていますので手前から順に紹介します。

5385ta muean(Yai Greem) 右カーブする正面に見えて来る「第一の遺跡」です。タイ文字が読めれば!。


5384ta muean(Yai Greem)   建物はこれだけの寂しい遺跡です。



5386ta muean(Yai Greem)   修復され、蓮華トップも揚げてあります。



5388ta muean(Yai Greem)   手前側の入口から撮る。どちらが正面か判らないが、多分向こう側でしょう。



5390ta muean(Yai Greem)    回り込むと、やはりこちらが正面の様です。



5389ta muean(Yai Greem)  門の上にはクメールのレリーフが有ります。仏陀のお顔はとても優い。悪魔も優いな?。



5391ta muean(Yai Greem) 青天井から塔先端を見る。チッポケな建物でも、内は厳粛な雰囲気が漂います。


5393ta muean(Yai Greem)   振り返って入口を撮る。壁が弧を描いています。



5392ta muean(Yai Greem)  窓は小さく連珠格子ではなかったのか、孔が無い。側面は二重壁になっています。



5384ta muean tot 更に走ると、「第二の遺跡」が右手に見えてきます。沐浴池も塀も在り、少し立派に見えます。


5410ta muean tot   手前の参道から見ると、構えも、主塔もバランス良くこじんまりしています。



5397ta muean tot  更に歩んでもう一枚!



5399ta muean tot  すみません!入口は記念撮影をした画像しか有りませんので、お許し下さい。高さも低い。



5403ta muean tot   主塔も復元されています。参拝者も無いのかお供え物も有りませんでした。



5408ta muean tot   蓮華トップは立派な形です。



5414ta muean thom  更に走ると、「第三の遺跡」に着き、道は終わります。正面に塔が見えます。



2135SurinNMuseam/Jul2009   後日にSURIN National Museumを見学した時の画像を挿入します。
(出土物はここに収蔵されています。Khmer王朝文化の間には、素晴らしい彫刻類が沢山有りました。)



5465ta muean thom 案内看板の左から歩んでいくと回廊の外壁と塔が見えてきます。心ワクワクしてきます。



5464ta muean thom    石積の重厚な造りに期待が高まってきます。基礎の造作もしっかりしています。



5416ta muean thom  正面入口から撮る。塔は、主塔かと思ったが経倉の塔だった。裏まで見通せます。 

 

5419ta muean thom  本殿入口を撮る。此処は感激が大きかったのでつい記念撮影をしてしまいました。
       両脇にはクメールの神様が浮き彫りになっていたのでしょう。基石の模様といい素晴らしいの一語です。


5422ta muean thom 廻り込んで撮る。アンコールワットの様にクメールの神様が各入口脇に彫られてたようです。



5430ta muean thom  各神様はスタイルが良く足が長い。基壇の模様も素晴らしい。此処独特のデザインです。



5453ta muean thom この遺跡は岩盤の上に建立されてます。岩盤を削った跡が随所に見られます。



5418ta muean thom  岩盤には不思議な孔がある。溝は排水の為の人工の溝のようです。


5421ta muean thom    この建物は何か?境内の中に在るが他では見たことが無い。ユニークなデザインです。


5425ta muean thom 周囲の回廊の部分。地形の関係か、この遺跡はシンメトリーにはなっていません。



5426ta muean thom 正面から奥に抜けた裏入口を撮る。近くで採掘出来たのか、白砂岩が多く使われてます。



5428ta muean thom 回廊は重厚に造られてます。基礎の多孔質の石は後世の修復で使われた?。



5429ta muean thom  現在の池は沐浴場だったのではないでしょうか。


5431ta muean thom   窓の連珠格子はクメール式ですがデザインは算盤玉形と違う独特のものです。



5432ta muean thom     窓枠に掘られた孔です。山中なのに石積も豪勢です。



5433ta muean thom   本殿中心部には神様の基台が残ってます。手前は岩盤を掘り出した基台です。



5434ta muean thom  本殿後方から入口を撮る。この遺跡は修復が途中で止まっている感じがします。



5435ta muean thom    境内には倒壊した部材が散在しています。修復の手を差伸べて欲しい。



5436ta muean thom 何と無く修復が下手な感じがするが?。まさか!。日本隊のなせる業では無い事を祈る。


5437ta muean thom  左方は谷になっています。多孔質の石で段が築いてあります。



5438ta muean thom   日本の城の石垣とは違うが地震の無い国ではこれで結構見事な物なのでしょう。



5439ta muean thom  遺跡の回廊の端との距離関係は10b程です。



5440ta muean thom  毎年手入れが必要なのでしょう。放置すると草木ですぐに崩壊の道を辿ることになりそうです。



5441ta muean thom  遺跡左方全景。回廊には高小窓も見えます。此処は谷側で崩壊が激しかったようです。



5442ta muean thom 谷に向かってテラスの様に階段が在ります。正規な参道はこちらから登ったでしょうか。



5443ta muean thom   修復された石段。



5445ta muean thom   参道の石段から撮る。往時は登り切ると燦然と輝く塔や経倉が異彩を放って見えたでしょう。


5446ta muean thom  参道を登って右に回りこむと正面入口に行きます。



5447ta muean thom   自然の岩盤も其の侭利用されています。



5448ta muean thom   左方の回廊内から入口を撮る。



5449ta muean thom  境内は自然の岩盤を利用しています。



5450ta muean thom   門の部材だろうか? 修復に使われる事を待っています。



5451ta muean thom  一廻りして再び入口から。中央の自然石に何が彫られてたのか?。



5452ta muean thom  これは何の跡か?刻まれた線は何なのか?職人の知能と技量を解明する手懸になることでしょう。



5454ta muean thom 経倉か?扉の刻みはインドの遺跡と同じく中央に突起と凹みが有るデザインです。


5456ta muean thom  回廊の隅を撮る。内壁の台石の加工に隅取りがして有ります。意匠的なものでしょう。



5457ta muean thom   右手の回廊を内側から撮る。


5455ta muean thom  入口を裏側から撮る。手前には排水の溝が有ります。往時は一面の敷石の下になっていた?。



5458ta muean thom  設計者にとれば、排水は頭を悩ます重要課題だったでしょう。



5459ta muean thom   岩盤に刻まれた排水溝はなぜ曲がっていたのか?不思議です。



5460ta muean thom  蓋の加工も見事です。数個の丸い窪みは上に置かれた石材の動き止のためでしょうか。



5461ta muean thom   遺跡の周囲にも部材が保管されている。



5462ta muean thom   飾りの彫られた石も沢山ある。



5462ta muean thom 白砂岩の部材は元の位置に納りたいと叫んでるようです。この遺跡がとても気に入りました。


ご覧戴き有難う御座います。
ご感想・ご意見を戴けると幸いです。

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