SURIN National Museum
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2163SurinNMuseam     近代的な建物にもKHMER朝の蛇の手摺が模してあります。


 首都BANGKOKから主幹道路2号線を北上し約460`の東北部イサーン地方のスリン市の博物館[SURIN NATIONAL MUSEUM]を見学しました。
  MUSEUMは市を南北に貫く214号線を市街地から南へ5`程の左(東)側 にあります。
 公共物なので案内標識は良く整備されていますので簡単に行けます。
 当日は朝に訪れましたが、幸運にも祭日かなにかで入場無料で開放していましたので、カメラもOKらしく収蔵品を撮ることが出来ました。
 館内では小学生の団体と重なりましたので、これを避けるために順路を行きつ戻りつしましたので、画像は順不同です。
 発掘・修復した遺跡からの出土品は、ここに収蔵して管理することが一番安心出来、彫刻美術品の保護にもなると思います。
 

2164SurinNMuseam     入って左方には、結界石が陳列してあります。


2109SurinNMuseam     先ずは[ここから浄土です]を示す綺麗なカーブの結界石です。出土地などの名板が夫々に付いています。


2110SurinNMuseam     蓮華トップの丸みはどんな工夫をした加工をしたのか知りたいところです。


2111SurinNMuseam     塔のミニチュアが塔の上部に収められていたようです。


2112SurinNMuseam     蛇神ナーガは五頭(本家の七頭をはばかったか?)です。


2113SurinNMuseam     


2114SurinNMuseam     これ等も形からして塔の上に納められていたと思われます。


2115SurinNMuseam     左の神様の乗物は牛です。右は三頭の象です。双方共に満足そうなお顔をしています。


2117SurinNMuseam     祠の枠は両側から鳥の尾羽のようです。四角い突出たオデコにタラコ唇はKmer人の特徴のようです。


2118SurinNMuseam     髭を蓄えた仙人顔の神様です。


2120SurinNMuseam     こちらも同じスタイルですが傾斜が強いので塔の上の部分の物でしょう。


2122SurinNMuseam     首に数珠が掛けて有りますので合掌する仙人でしょう。右の神様は乗物が鳥です。


2124SurinNMuseam     博物館に収蔵されるだけあって素晴らしい彫りのリンテルです。上段のアプサラを踊る女神達の躍動感が伝わります。


2125SurinNMuseam     同じ構図でも上段は仙人達、神様は獅子の足を掴み振回しています。(光量不足のピンボケはご容赦願います)


2126SurinNMuseam     蛇の神様ナーガに守られて座禅を組む仏陀と、他の神様のお顔は兄弟みたいです。


2127SurinNMuseam     館内で光量不足のためカメラブレして、説明文が中々良く取れません。


2131SurinNMuseam     出土地はPrasat Si Khoraphumとあります。これも塔を飾る神様達の一つでしょう。


2132SurinNMuseam     塀や屋根の上の仙人や仏陀像と同じような使われ方の彫物と思われます。


2133SurinNMuseam     鼻や手指まで痛んでない素晴らしい像が残っていたようです。Prasat Ta Muean Thomはカンボジア国境沿いの山中の遺跡です。


2137SurinNMuseam     水の多い土地柄で恒常的に魚を食べているにしては、魚類が彫刻に少ないのは何か意味があるのでしょうか?。


2154SurinNMuseam     前後しましたが、クメール王朝の間が設えて有ります。カンボジア国境の山脈の幾かの峠を越えて文化が流入したとの事です。


2126SurinNMuseam     その中心に飾られている頭です。


2159SurinNMuseam     一対の獅子の像も有ります。カンボジアでは腰の高さによって時代が判るそうですが、タイでは如何でしょうか?。


2152SurinNMuseam     何故か学生の頃日本に来た[ミロのビーナス]を連想させる彫刻でした。


2155SurinNMuseam     別編のGroup of Prasat TA MUEANの遺物は殆どここに収蔵されているようです。

ご覧戴き有難う御座います。
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作成 ; 02Feb2010