![]() 8108Sdok Kok Thom タイ語をアルファベット表記するとスペルが多少違ってきます。 タイ政府の看板は PRASAT SADOK GOK THOM 道路標識には PRASAT SDOK KOK THOM 道路地図には PRASAT SALOK KOK THOM です。新しい道路標識と日本の援助を記した看板の表記の名前を採りました。 |
首都BANGKOKから約240`の東部の田舎町SA KAEOに泊まり田園地帯の遺跡を訪ねました。 この遺跡は陸路でカンボジア王国のアンコールワット遺跡に行くのに一番近いチェックポイントのアランヤパテート町に向かい33号線を東進し、そこから更に3397号線を北上し約60`程の所に在ります。 国境に近いこの道路は畑ばかりの田舎道で周囲には人家はほとんど見えません。 入口への案内看板は注意していないと見過ごしそうな代物です。 通行量の少ない田舎道はつい100km/h以上のスピードを出してしまいますので要注意です。 参拝している間に相当大きな規模の遺跡と知りました。また、日本の援助で復元したと記した看板を見たときには、日本人としての誇りを感じました。 |
![]() 8105Sdok Kok Thom 3397号線を北上して行くと突然右に小道が見えたので停止しました。スピードが出てますので見過ごしてしまいそうでした。 |
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![]() 8106Sdok Kok Thom 右を振り向くと古い案内標識が読めましたので右折。この先2.6`とのことです。 |
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![]() 8107Sdok Kok Thom 右折すると道路標識と遺跡に行く新しい道路が造られてました。 |
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![]() 8119Sdok Kok Thom 先ずはこの遺跡のハイライトの主塔と入口の建物群です。青空に白い塔がとても綺麗に映えていました。 |
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![]() 8109Sdok Kok Thom 辺鄙な田舎の小さな遺跡までやっと着いたかと、向こうの石積を遺跡と勘違いして車内から説明板を入れて撮りました。 |
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![]() 8110Sdok Kok Thom 駐車場に行くまでに主塔が白く輝いて見えました。早く傍に行って見たいと心が急きました。 |
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![]() 8113Sdok Kok Thom 適当に駐車していざ主塔へ。とアングルの良い画像を一枚?撮ったところで何処から来たのか職員に駐車場を指示されました。 |
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![]() 8114Sdok Kok Thom 一歩踏み入れた所でナニナニ!左手前の石は外塀か?これは相当大きな規模の遺跡だな!と気が付きました。 なんと、こんな辺鄙な田舎の遺跡にも人影が見えました。 |
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![]() 8115Sdok Kok Thom 主塔の背面からの全景です。新材を補いながら素晴らしい復元をしています。 この時点ではまだ日本人の手による修復とは知りませんでしたが、丁寧な仕事から「もしや?」との思いは抱きました。 |
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![]() 8117Sdok Kok Thom 少し右に動いて入口の建築物を入れて撮りました。(少し斜めに撮れてしまったことはご容赦下さい) |
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![]() 8118Sdok Kok Thom 南側の外塀。資金不足なのか?全体の整備は未だの様子です。 |
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![]() 8120Sdok Kok Thom 南西からの画像をもう一枚撮りました。 |
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![]() 8121Sdok Kok Thom 南面です。重層の段々のバランスが美しい。 |
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![]() 8122Sdok Kok Thom 東面です。右は入口の建物。Ratelite stonesの上には往時の塀の基台と思われる白い砂岩が残ります。 |
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![]() 8124Sdok Kok Thom 主塔のある本殿への入口。往時には周囲に石積の塀を廻らしたものを想像すると相当な規模のお寺だったようです。 |
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![]() 8125Sdok Kok Thom クメール朝の遺跡の典型的な構築形を残していまする。KHAO PHRA WIHANやWat PHOUと良く似ています。 |
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![]() 8126Sdok Kok Thom 良いアングルと思い、入口から主塔を撮ったがハレーションを起こしてしまい残念です。 一つ一つの崩壊した石をパズルのように復元するには並大抵の努力では叶わないだろうに、良い仕事をしています。 |
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![]() 8127Sdok Kok Thom 一段降りて主塔へと参道が続きます。 両側には、日本の灯篭のようなものか蓮の形を模った物かクメール遺跡で見られる短柱があります。(後ほどリンガーと知りました) |
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![]() 8128Sdok Kok Thom 塔の中にはヒンドゥーの神様の基台が安置されています。 |
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![]() 8129Sdok Kok Thom 信心の厚いこの国の人々は、修復間もないと思われるが、既に参拝の跡が見られます。 私も日本のお線香を供え、拝礼をさせて戴きました。 |
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![]() 8130Sdok Kok Thom 主塔より振返り入口を撮りました。 |
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![]() 8131Sdok Kok Thom 主塔より入口北側の経倉を撮りました。左の木の枝の向こうに見える石塀が外塀と思われます。 |
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![]() 8132Sdok Kok Thom 主塔より入口南の経倉を撮りました。まだ、クレーンが残されていました。 |
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![]() 8123Sdok Kok Thom 外塀からの入口を撮りました。手前には参道が未整備で後ろに続いています。 |
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![]() 8137Sdok Kok Thom 外塀の入口には連珠格子窓も復元されています。往時は白砂岩の立派なものだったでしょう。 |
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![]() 8139Sdok Kok Thom 外塀の入口全景です。左側には復元を待つ部材が置いてありました。 |
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![]() 8138Sdok Kok Thom 復元を待つ部材には彫刻の在る石も多々見られます。 |
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![]() 8140Sdok Kok Thom 部材置き場の傍らには、赤御影石造りの説明版があります。 |
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![]() 8142Sdok Kok Thom これを見て日本の援助で復元した事が解りました。沢山の日本人の名前と協賛会社名が刻まれていて、とても誇りに思いました。 |
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![]() 8149Sdok Kok Thom その誇りに思う説明板は、こんな片隅にあります。これもタイ人のプライドがなせる業か意地悪か、残念無念です。 |
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![]() 8150Sdok Kok Thom 石畳の参道は更に(後ろの)東へと続きます。未整備の為コブラにでも噛まれると危ないので行くのはあきらめました。 |
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![]() 8151Sdok Kok Thom 未修復の外塀の一部を見ると二重の石積の豪勢な塀だったことが伺われます。一つの石も大きいのが使われてます。 |
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![]() 8153Sdok Kok Thom ぐるりと北へ廻り本殿を撮撮りました。 |
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![]() 8154Sdok Kok Thom 外塀の北の入口です。 |
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![]() 8155Sdok Kok Thom まだまだ沢山の部材が修復を待っています。首都から近いので更に復元が進み、見学客も多くなる事を願います。 |