Prasat PUAI NOI  遺跡 トップへ戻る



8533KU PUAI NOI        説明文は風化して判読が難しい。

 首都BANGKOKから主幹道路2号線を北上しSIDA市を過ぎて、約60`のBAN PHAI市から23号線に右折します。
 更に約11`程で2301号線に右折し南下します。
 更に8キロ程で2297号線に左折し、東南に進み約15`程で右側にこの遺跡は在ります。
 途中には案内看板が沢山出ていますのでそれに従い走ってくると容易に着きます。
 KUとは、地方の言葉でPrasatの事と聞きました。
 道路地図には、この近辺のPlaces of interest
として幾つか「KU云々」が記載されています。
 石塀で囲まれた中に赤砂岩の建物群が残る綺麗な遺跡です。
 比較的柔らかい赤砂岩は彫刻がし易く、彫りの深い彫刻が見られます。
 残念な事に風化も早く、雨による剥落も早いようです。

8561KU PUAI NOI     立派な「PUAY NOI」の看板が在ります。地図には「PUEAI NOI」と記され、政府の看板は「PUAI NOI」です。


8534KU PUAI NOI     こちらなら少し読めます。


8537KU PUAI NOI     この案内板なら説明が解ります。「Prathat KOOTONG」とも呼ばれているのですね。


8536KU PUAI NOI     広い敷地には牛が除草を兼ねて数頭繋がれていました。赤砂岩の建築物はPHIMAI遺跡と同じようです。


8538KU PUAI NOI     説明板脇から全景を撮りました。午後4時を過ぎていたが、牛飼いの小父さんはのんびりと休んでいました。


8539KU PUAI NOI     正面からの全景です。牛に睨まれて急いでシャッターを切りました。角で突かれたらと怖い思いをしました。


8540KU PUAI NOI     赤砂岩はもろいので彫刻部分の風化が激しいようです。


8541KU PUAI NOI       正面向かって右側の入口は彫刻が良く残っています。

門の上のリンテルは鬼が二頭の獅子を銜え獅子の口から蔓草か、水かを噴いているます。
飾り柱の上下に仙人が座っているのも珍しく、柱のデザインも見事です。
その外側の袖飾部分の彫刻も下の獅子が躍動感があり、今にも動き出しそうです。


8542KU PUAI NOI       さて、中央の入口の階段を登ると飾り柱の手前に名盤があります。私は「???」、無学です!。


8543KU PUAI NOI    入口から奥を撮りました。先ずはこのアングルで撮りたい一枚です。聖域の雰囲気を感じるのは私だけでしょうか?。

崩壊した元の赤砂岩を使い良く修復してあります。


8544KU PUAI NOI    本殿の主塔はレンガが使われています。


8545KU PUAI NOI   入口の建物を出て中庭部分から振り返って撮りました。この神様は三っつ頭の象に跨り、両脇には獅子を従えています。


8546KU PUAI NOI    その下のリンテルです。白い糸は祭礼に使ったのでしょうか。


8550KU PUAI NOI    主塔の入口のリンテルは手が数本有る神様に女の神様が取り縋っているもので、右上は飛天らしいですね。


8551KU PUAI NOI    中にはこの名盤の石が置かれていて、他で見られる様な地元の人々の参拝の形跡はありません。


8548KU PUAI NOI    向かって主塔の左側の塔です。


8549KU PUAI NOI    こちらは右側の塔です。


8553KU PUAI NOI    これは後ろ(裏手)に出る門のリンテルです。


8556KU PUAI NOI    外へ出て西北から撮りました。外壁にも横線の細工が見えます。


8558KU PUAI NOI    外塀の造作は立派な物で、丁度私が手を掛けている部分でお解かりのように大きな白砂岩を使っています。

 (他に外塀の石積が良く撮れている画像が無いので失礼させてもらいました)


8559KU PUAI NOI    遺跡に向かって右側です。外塀が上手な作りになっています。往時はさぞ素晴らしい建築物だったろうと思われます。

 牛飼いの小父さんはもう帰ったようです。もう夕刻だから牛を連れて引き揚げたのでしょう。

ご覧戴き有難う御座います。
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