庶民個人の”お祭り”(ラクシミー)
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1012Laxime        ラクシミー(LAXIME)のお祭りと聞きました。頭に花飾りを着けた婦人が主役(ラクシミー)です。

 首都BANGKOKから主幹道路3号線を南下し約100`のCHONBURI市で幸運にも庶民個人のお祭りを見ることが出来ました。
 日本で言えばその人の守り本尊に当たる神様のお祭りをして、隣近所や親戚縁者に振舞いをすることが人生の名誉になると聞きました。


 個人のプライベートに関わりますので場所等については省きます。

0968Laxime      屋内のメインの祭壇です。イサーン地方の花飾りが素晴らしく、中央にキスナライとラクシミーが並びます。


0969Kissnaray        二神の前には象の顔のガネーシャが置かれ、手前の桃の形の文字の見える物がラクシミーの象徴とのことです。


0971Laxime       屋外の路上にも祭壇が造られています。神様の乗物は鳥(孔雀)です。


0962Laxime      二日程前から道路にテントを一車線分張出して、楽団や来賓・供応の食事の場所を設営し、当日は午後から音曲の始まりです。


0974Laxime      「鉦と太鼓ではやしたてる」の言葉通り、大音量の軽快なリズムの民族音楽(ガムラン)で心ウキウキの状態になれます。


0977Laxime      楽団の前にも神様(パコンタップ)の顔が祀られています。両側の打楽器は竹琴で耳に快いとても良い音色です。


0984Laxime     それぞれの神様に扮した衣装で踊ります。神様役の席には特別に酒やタバコ等が供応されて十分に召し上がって戴くそうです。


0980Siva     頭に飾り物を載せた神様はシバ神役と聞きました。室内はタバコの煙でむせ返るほどです。


0981Laxime       踊りながら「神がかり」状態になることもしばしば見られます。


0985Laxime       神様と一体な精神状態になるのでしょうか、陶酔状態のように見受けられます。


0989Laxime      衣装や髪・耳・手・足には沢山の装飾品が見られます。南国の気候と相俟ってとても似合って見えます。


0999Laxime     主役は特別席に座り、来賓の祝福を受けます。首には二万バーツの現生(約六万円)の花飾りです。右の婦人がラクシミーです。
             主人の肩には精緻に織られたタイシルクの飾布を掛けています。模様や配色で出身地や種族を表しているそうです。


1007Laxime      鉄工所を経営している施主の主人は、とても誇らしげで満足そうです。一代を成した立派な男の顔ですね!。


0995Laxime      素敵な民族衣装の精悍な男性の踊りも見事でした。


1006Laxime   ラクシミー神も、この晴れ舞台で踊ります。 とても幸せそうです。


1010Laxime     次々と正装の参列者が拝礼します。 右は専属のカメラマンです。 私の興味を持った場面を続いて撮ってました。


1001Laxime  道路にはみ出すほどの参列者は、皆この雰囲気を十分に味わい楽しんでいるようみ見えます。外は見物人で渋滞が起きてます。


1003Laxime     夕暮れ時から深夜まで入れ替わり立ち代りして踊りお祭りは続きます。 大音量の音楽と礼賛の歌は遠く響き渡ります。


0982Laxime     お祭りの祭壇の後ろには、家族が日ごろ拝礼する立派な祭壇が有り、施主の信心の深さが覗えます。
             (ドサクサに紛れて一枚撮らせて戴きました。失礼します。)

ご覧戴き有難う御座います。
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作成 ; 28Jul2010