庶民個人の”お祭り”(仏陀) |
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![]() BangLamung (64) 屋内には東部イサーン地方の花飾りの祭壇を設け、中央に仏陀像が置かれてます。 |
首都BANGKOKから主幹道路3号線を東南へ約150`、観光で名の知られたPHATTHAYA(パタヤ)市の10`程手前のBANG LAMUNG町での庶民個人のお祭りです。 先にラクシミーのお祭りを紹介しましたが、本編はその2年程前に見たものです。 初めて見たお祭りにとても驚き、感動しました。 一般の旅ではまず見ることが無いだろう一般の家庭のお祭りを見ることが出来たのは、とても幸運に恵まれたと思います。 パタヤに近いとは言え、周囲には椰子の木や畑がある田舎の普通の家庭が催す二日間のお祭りです。 隣近所や集まってきた人に食事を振る舞い、民族音楽団を入れて賑やかに踊るとても楽しいものでした。 個人のプライベートに関わりますので場所等については省きます。 |
![]() BangLamung (0) 到着したのは午後7時頃、既に来客への食事の接待は終わりかけていましたが、進められるままにご馳走になりました。 |
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![]() BangLamung (137) 翌日は、朝9時からとのことで朝食をご馳走になりました。隣近所が協力して自宅を開放して接待しています。 |
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![]() BangLamung (4) 庭に設けらた祭壇には、四方向に顔の有る坐像(四面観音像?)が祀られています。 とても綺麗な祭壇飾です。 |
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![]() BangLamung (14) 屋内の祭壇は、七つ頭の蛇に守られたて修行する仏陀像の場面になっています。 |
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![]() BangLamung (16) 民族音楽団は5・6人で、とても軽快なテンポの曲を色々と休み無く演奏します。 |
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![]() BangLamung (196) 「鐘と太鼓の鳴り物入り」の言葉通り、この鐘は耳に心地良い音色で好きになりました。 |
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![]() BangLamung (21) 司会進行兼歌手の言葉に連れて、いよいよお祭りの始まりです。 |
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![]() BangLamung (29) 祭壇の左に御婆さん、その向うが当主、右の赤い座布団の前の虎縞の衣裳が奥さんです。 |
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![]() BangLamung (27) 一曲過ぎた所で、先ずは司会進行兼歌手に夫婦揃って捧げ物と丁寧な挨拶をします。 |
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![]() BangLamung (32) 前列に座った白装束の方達がお祭りの踊りをします。 |
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![]() BangLamung (43) 花飾りや大きな蝋燭にも火が入ります。 どうも主役は虎縞服の奥さんのようです。 |
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![]() BangLamung (45) 歌手が様々な礼賛の祈りや歌を歌ってる時に、時々不意に奥さんが感極まったような奇声をあげます。 とても異様な感じです。 |
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![]() BangLamung (48) 起立して礼賛の言葉を上げる場面のあります。 |
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![]() BangLamung (49) むせるほどタバコを噴かします。 神様に飲み食いを十分にして戴く、神様役が代わりをするそうです。 |
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![]() BangLamung (51) 手には[?]マークのような杖を持って、名誉の極みの態です。 |
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![]() BangLamung (55) 列席者の間を廻っていたお鉢が来ました。 正体は解らず終いでしたが、嗜好品のようです?。 |
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![]() BangLamung (70) 赤い衣裳の神様役の祈りの踊りを皮切りに、お祭りは盛り上がって来ます。 |
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![]() BangLamung (79) 大音量の音曲と歌・祈り・踊りで経験した事の無い雰囲気になります。 |
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![]() BangLamung (81) 入れ替わり立ち代り祭壇の前で踊ります。 |
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![]() BangLamung (82) 会心のショットになりました。 数日後にプリントした画像を届けました。 ピンボケばかりでしたが喜んで貰えました。 |
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![]() BangLamung (86) 神がかりになって倒れ、痙攣を起こしています。 |
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![]() BangLamung (89) 仏陀に向かって花びらを振り掛けます。 (次の場面が予想出来ないので撮り遅れたボケ画像ばかりでご容赦下さい) |
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![]() BangLamung (97) 主だった神様の踊りをする人が次々と花びらを振りかけます。 祭りは佳境に入って来ました。 |
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![]() BangLamung (98) 主人も神がかり的に踊ります。 夫婦で左右から花びらを祭壇に振り掛けます。 |
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![]() BangLamung (103) 口いっぱいに水を含み振り掛けた時は驚きました。 |
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![]() BangLamung (104) 嫁と姑の間柄なのでしょうが、丁寧な挨拶(?)が交わされます。 |
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![]() BangLamung (107) 仏陀からの「気」を一身に貰い、タイ式の最も尊敬する礼の形をとりました。 |
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![]() BangLamung (109) 席に戻る間もパフォーマンスが有り、一挙手一投足をみなさん注目しています。 |
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![]() BangLamung (112) 更に次々と拝礼し踊りは続きます。 |
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![]() BangLamung (113) 次々と踊っては神憑りになって倒れ込む人が続きます。4〜5人は神憑りになりました。 |
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![]() BangLamung (116) 祭壇と家族に祝福の花びらを振り掛けます。 |
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![]() BangLamung (120) 「一心不乱」の言葉の通りに祈り・踊ります。 |
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![]() BangLamung (124) ピンボケですが当家のお婆ちゃんの花の振り掛けは、量と迫力で圧巻です。 |
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![]() BangLamung (132) 終わりは、蝋燭に火を灯し祭壇に寄ってお祈りをします。 (火の儀式) |
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![]() BangLamung (135) 司会者が皆さんの火を集めて神に捧げます。 この後散会になりました。 |
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![]() BangLamung (147) 翌日朝の庭の祭壇です。他の神様にも沢山の供物が捧げられています。 |
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![]() BangLamung (145) 豚の耳・鶏・カニ・芋・カボチャ・果物・御菓子・コーラ・ご飯・花などご覧のとおり、盛り沢山です。 |
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![]() BangLamung (150) 屋内の祭壇も綺麗に整えられてます。 |
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![]() BangLamung (139) 朝の食事です。西瓜とパイナップルはとても美味しく、私の好物です。 早速ご馳走になりました。 |
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![]() BangLamung (140) 鍋に入ったスープや麺・チャーハン・タイご飯など、好みを皿に取って来て皆さんと歓談しながら食べます。 |
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![]() BangLamung (149) 食べ物とテーブルは、奥の方まで沢山用意されています。 |
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![]() BangLamung (156) 朝から民族音楽団も入って、昨夜と同様な雰囲気で祈りの踊りが続きます。 |
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![]() BangLamung (152) 当家のお婆ちゃんが、皆さんに花を振り掛けます。 |
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![]() BangLamung (158) ひとしきり礼賛の踊りをします。 ステップと振りはスタンダードがあるようです。 |
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![]() BangLamung (155) 花びらは後ろの方まで沢山振り撒かれました。 |
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![]() BangLamung (160) 頃合を見て、当主が踊ります。 その一途な姿に感激です。(タイは女系家族で何事も主役は女性のようです) |
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![]() BangLamung (162) その後、外の祭壇へ全員で祈りを捧げます。 先ずは当家のお婆ちゃんからです。 |
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![]() BangLamung (164) 祈りの言葉は、司会者が唱えます。 |
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![]() BangLamung (171) お祈りが終わった途端、祭壇の前のテーブルが騒がしくなりました。 先を争って何かを取っているようです。 |
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![]() BangLamung (174) お線香の燃え残り(竹の部分が残る)を取っています。 主祭壇のものがご利益が大きいのでしょうか?。 |
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![]() BangLamung (180) 次に屋内に戻り、更に音楽にあわせお祈りをします。 |
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![]() BangLamung (182) 祈りが進むと、当家のお婆ちゃんが祭壇の後ろに行き、参列者が周りに集まり、ご利益を受けてとめているようです。 |
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![]() BangLamung (187) 皆、手を出して花飾りに触れています。 神のご利益を受けるのでしょうか?。 |
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![]() BangLamung (189) 再び外の祭壇で祈りを捧げます。(当主の奥さんはお祭りの間中、時々奇声を発して満足の表情をしてます) |
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![]() BangLamung (195) お祭りは終わりました。竹琴も分解して袋に。 音程は裏に重りを付けて調律してます。 |
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![]() BangLamung (199) 女性達は神様役の奥さんの所に集まり、神様からご利益を戴くのでしょうか。 |
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![]() BangLamung (200) 神様でいる中に占って貰う事が色々とあるのでしょう。 とても感動したお祭りでした。 見ず知らずの外国人が押しかけても、快く写真を撮らせて戴きました。 深く感謝致します。 皆様に幸多かれと祈ります。 |
ご覧戴き有難う御座います。
ご感想・ご意見を戴けると幸いです。
作成 ; 20 Aug 2010 |