KU KA SING 遺跡
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0782KU KA SING          


 首都BANGKOKから約510`のROI ET市へ宿を取り田園地帯の遺跡を訪ねました。
 この遺跡へは首都BANGKOKからYASOTHON市(約530`)へ向かう202号線を走るのが良いと思います。
 主幹道路2号線を北上しSIDA市から202号線へ右折し東進します。
 約120`程走ると202号線が214号線との交差するKASET WISAI町に入ります。
 ここを通過して約10`程で3018号線に右折して南下し、約10`で遺跡の有るお寺の門前に着きます。
 赤砂岩が多く使われている立派な中規模の見応えの有る遺跡です。
 修復時に残った部材は博物館で管理されています。
残念ながら閉まっていましたので見学は出来ませんでしたが、同じ境内にあります。

0783KU KA SING          政府の説明板は風化して殆ど読めません。


0778onR202/KU KA SING          KASET WISAI町を過ぎると、珍しく茶色の案内標識が在りました。多くは青色です。


0779onR3018/KU KA SING          3018号線に右折して1`の一里塚です。


0780KU KA SING          手前に案内標識がありますが、お寺の門前にも立派なタイ語の案内標識があります。


0786KU KA SING          お寺の門を潜って左側に遺跡はあります。右側にある現代の煌びやかなお寺も結構大きな部類です。先ずは正面です。


0789KU KA SING          この遺跡では先ず拝礼をさせて戴きました。本殿跡の神様の基台です。

お寺に残る遺跡は、何処でも綺麗に清掃が為されているようです。参拝者も多いと思いますがここも綺麗になってます。


0791KU KA SING          本殿入口上部のレリーフは三っつ頭の象に乗った神様です。


0792KU KA SING          主塔の袖に当たる門のリンテルは無いが飾り柱は良く残っています。


0793KU KA SING          同所から南へ出る門です。太陽光に当たる側は膨張収縮が激しいのか風化も早いようです。


0794KU KA SING          同じく北側へ出る門です。


0795KU KA SING          少し退って撮りました。交差する通路の中心には神様へ向いて獅子と思われる像が置かれています。

他の遺跡で見掛ける飾り柱の下部の神様の彫物は、ここにはありませんせした。


0815KU KA SING          更に退って入口から撮りました。飾り柱の模様はそれぞれ違います。


0816KU KA SING          本殿の入口です。テラスから入口へ登る第一歩の石段は蓮華座になっている為か鉄パイプで保護されています。

他の遺跡でもこの蓮華座の石段は見掛けますが、この世からあの世(浄土)へ上がる意味があるようです。


0796KU KA SING          テラスの上に建てられたお堂の基礎の部分は屏風のように曲がり美しい凝った造りです。造形や彫刻も見事です!。

左の向こうに見える入口は同じテラス上に建てらた南側の塔です。


0798KU KA SING          本殿手前の獅子像が在る南側の入口門のリンテルです。

象に乗った神様のお顔は角張って厚い唇と目鼻立ちが大きく威厳が有ります。象が鼻で蔓草?を抱えています、見事な出来です。


0800KU KA SING          向かって左側(南側)の塔の内部です。神様の基台があります。


0801KU KA SING          その門の上のリンテルです。この図柄は他でも見かけ、鬼の口に咥えられた獅子の口から唐草らしいのが出ています。


0802KU KA SING          南側から本殿後ろを撮りました。


0804KU KA SING          前画像で本殿南側に見える閉切門のリンテルです。彫りの深さが深く石工の腕の良かったことが伺えます。


0806KU KA SING          こちらは丁度反対側の本殿北側の閉切門のリンテルです。同じように見えても、こちらは鬼の手がありません。


0807KU KA SING          本殿を時計周りにぐるりと廻って西北から入口方向を撮りました。門枠の石組構造が良く解ります。


0809KU KA SING          更にテラスの出来るだけ端に寄って遺跡の入口の建物を撮りました。向こうには煌びやかなお寺の建物の一つが見えます。


0808KU KA SING          更に左側(北側)には経倉があります。その向こうにも現代のお寺の建物が見え、大きな屋根は三棟ありました。


0810KU KA SING          本殿向かって右側(北側)の塔の入口です。


0812KU KA SING          内部は他と同様に神様の基台が残るのみです。


0813KU KA SING          北側の塔との間です。塔の基礎石の屏風折状のデザインが素晴らしい。


0814KU KA SING          獅子像の在った部屋の北側の入口門の上のリンテルです。


0805KU KA SING          本殿裏の後ろの入口の建物です。正面入口と同様な造りです。が、修復は???。


0822KU KA SING          正面入口から出て遺跡の外側を時計方向に廻って見ることにしました。西を向いて撮りました。右は南側の経倉です。


0826KU KA SING          南の少し西よりから本殿を撮りました。手前の積石には小さな連珠格子窓もあります。


0806KU KA SING          南から裏の入口の建物を撮りました。


0828KU KA SING          遺跡の裏の入口です。


0829KU KA SING          北西か撮りました。裏の入口から北へ延びるクランク状の外塀です。


0841KU KA SING          北東から撮りました。北側の外壁は残ってますが、珍しくクランク状に造られています。


0842KU KA SING          北東から正面入口を撮りました。(良いアングルと思い逆光で+ストロボしましたが、デジカメでは無理でした)


0844KU KA SING        更に東の南側へ廻り撮りました。 最初に見たアングルです。「ワー!ここはイイゾー!」と思わず声が出ました。


0830KU KA SING          遺跡の北側には復元残しの部材が置いてあります。


0831KU KA SING          赤砂岩の部材はどれも結構大きく、いずれ使われるのでしょうが?。後ろの建物は博物館になっていました。


0840KU KA SING          丸い柱の所が博物館の入口ですが、留守でした。

窓から覗きましたら、神様の像が幾つか見えました。残念でした!。トタン屋根の下には素晴らしい部材が保管されていました。軒下にもあります。


0834KU KA SING          各々の門の上を飾っていた彫刻類が保管されています。これ等が復元されると見事なものになると思います。


0836KU KA SING          奥の方にも山積されてます。


0837KU KA SING          軒先にも沢山の部材があります。


0838KU KA SING          この建物には珍しい車がありました。竹編みの幌の形はとてもユニークです。何に使われたのでしょうか?。


0839KU KA SING        左が現代のお寺で、右は遺跡、正面は山門です。参拝の間人影は全く見えませんでした。???。ここは素晴らしい!。

ご覧戴き有難う御座います。
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