PREAH KO 遺跡
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3187PreahKo/JUL2009       塔の上部に残る漆喰塗りの彫刻物です。


シムリアップ市街から6号線を東進して約13`程のLOLUM村に在るロルアス遺跡群の中の一つです。
 6号線から右折して400b程で入口に付きます。
 寺の境内は広大で南北500b・東西400bの方形で外濠に囲まれています。
 基壇の上に六つのレンガ積の塔を持つ遺跡は、東向きに境内の東寄りに位置します。
 ここのハイライトは塔の壁面に漆喰で丁寧に塗り造られた彫物の一部が、今も残り見ることができることです。
 五年前も修復をしていましたが、まだ続いているようです。

3139PreahKo/JUL2009       ここにも日本語で書かれた説明板が建てられています。


3140PreahKo/JUL2009       先を急いで気が付かないでしょうが、入口の石段は極楽世界への境界を示す蓮の葉を形取ってます。


3141PreahKo/JUL2009       入口から撮りました。


3143PreahKo/JUL2009       内回廊の入口から撮りました。


230PreahKo/JUL2004       五年前は中央の塔を修復中でした。


3144PreahKo/JUL2009      塔の全景が入るように撮りました。前に三塔、後ろに三塔建てられています。


3145PreahKo/JUL2009      塔の在る一角は、60〜80p地面が高くなっています。周囲を回廊と石塀で囲ったようです。


3146PreahKo/JUL2009      境内には幾つかの建物が見られます。手前は経倉のようですが?。その向こうは変った建物ですが???。


3147PreahKo/JUL2009      入口の門らしい石枠が直角に二つ見えます。これも塔の跡のようです。


3148PreahKo/JUL2009      参道の正面の塔の前には牛の彫物が置いて在ります。牛を乗物にする神様が祀られているようです。


3150PreahKo/JUL2009      狛犬?獅子は石段の両脇に控えていますが、牛は神様と正対しています。


3152PreahKo/JUL2009      簡単な小屋掛けで修復が成されています。これだけの埃の中でマスク無しです。珪肺に気を付けて!。


3188PreahKo/JUL2009      先ずは正面の塔です。修復が終わって綺麗になっています。残念ながらこのリンテルを撮り忘れてしまいました。


3187PreahKo/JUL2009      塔の上のほうにも漆喰塗りの彫刻が残ります。


3153PreahKo/JUL2009      向かって左方の塔(修復中)の正面です。レンガの表面を覆う漆喰の彫刻が残ります。


3167PreahKo/JUL2009      同塔の北西から撮りました。各塔には四方に石段が在り、蓮の葉をした境界石の段が在ります。


3154PreahKo/JUL2009      正面入口上方のリンテルです。レプリカか?修復されているようです。


3155PreahKo/JUL2009      その左側に残る漆喰の浮彫り彫刻です。


3156PreahKo/JUL2009    こちらは右側です。鬼は花飾りを下げてます。現在でも多くの車でバックミラーに匂の良い花飾を掛けてるのを見ます。


3159PreahKo/JUL2009      熱膨張の違いにより、時間が経つと剥れやすい漆喰が良く残ったと昔の人の技術に感心します。


3163PreahKo/JUL2009      閉切り扉にも見事な模様が残ります。飾柱(左端)も砂岩に見せた漆喰で造られています。


3164PreahKo/JUL2009      リンテルの下地の彫刻が見えます。職人達は漆喰の材料の精製に特殊な秀でた技が有って、自慢だったことでしょう。


3165PreahKo/JUL2009      金箔やら彩色などで豪華絢爛な塔群の輝きは、天竺、極楽そのものの感が有った事でしょう。


3168PreahKo/JUL2009      正面向かって右側の塔を西(後ろ)から撮りました。


3170PreahKo/JUL2009      壁面に埋め込まれた神様達の像です。


3176PreahKo/JUL2009      ここでも丸い形の模様が多用されています。


3177PreahKo/JUL2009      この神様は現代人風に長髪です。口髭とカールした髪が決まって、男前・格好良いですね!。


3179PreahKo/JUL2009    鬼顔のすぐ上、横に並ぶ蕾の様な模様の左端は模様が抜け落ちた角孔が見えます。差込んで着けたのでしょうか?。


3181PreahKo/JUL2009      この時代はアフロヘアーが流行ったのでしょうか?。花の耳飾をして斧の付いた槍を持って格好良いですね!。


3183PreahKo/JUL2009      神様達の像の足はここでも正対して真直ぐです。


3184PreahKo/JUL2009      風化によるものか、破壊があったのか?


3157PreahKo/JUL2009      三つ頭の蛇神を乗物にしている神様達が右手に持っているものは何でしょうか?。


3158PreahKo/JUL2009      左右に五つ頭の蛇神様が胸に法輪を付けて睨みを効かせています。迫力の在るリンテルです。


3169PreahKo/JUL2009      同様な構図ですが下に垂れ下がっている花は蓮の蕾のようです。


3171PreahKo/JUL2009      中央で蛇神を握っているのはガルーダでしょうが、蛇も迫力ある怖い顔ですね。


3174PreahKo/JUL2009      リンテルの上には手を合わせている顔が彫られています。


3175PreahKo/JUL2009      近い過去でしょうが乱暴な修復が為されています。


3178PreahKo/JUL2009      鬼の下には象が居て、両脇端には獅子が彫られてます。


3182PreahKo/JUL2009      こちらは両脇端は象の鼻を持った獅子に見えますが?。リンテルの上には沢山の人の上半身が見えます。


3185PreahKo/JUL2009      こちらの五つ頭の蛇神さまのお顔は優しそうです。


3186PreahKo/JUL2009      リンテルの上の沢山の人のアップです。チョッと異様です。


3161PreahKo/JUL2009      こちらは崩落して地面に転がっていたリンテルの上の石です。顔の部分だけが彫られています。


3151PreahKo/JUL2009      境内の東南に在る変った形の建物です。基礎に近い部分には神様の祠跡が有り、上には通気孔が見えます。


3149PreahKo/JUL2009      角度を変えて撮りました。上の祠は仙人のように見えます。


3189PreahKo/JUL2009      帰りに入口の内側で撮りました。屋根飾の一部らしい部材が転がってます。大きな山門が在った事でしょう!。

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