PHIMEANAKAS 遺跡
トップへ戻る


2764Phimenakas/JUL2009(北面)        段々に三段に積まれた石積の上に塔の在る建築物です。


  観光ツアーの定番コースのBAYON Templeから北西に直線距離で500b程の所に在ります。
 BAYON Templeを出て北に400b程歩くと左に象のテラスが在ります。
 その奥(西方)200b程に位置します。
 手前に在る、Baphuonから真北へ200b程になります。
 私はBaphuonの西側まで回り込んでいましたので、そのまま木立の中の小道を通り同じくこの遺跡の西側に来ました。
 運が良い事に、階段ピラミッド状になっている四面の中央に登る石段が在りますが、東・南・北側は登頂禁止で、西側のみ木の階段が架けられ登る事が出来ました。
 ヒンドゥー寺院として建てられた塔や外回廊は崩落したままで、周囲に在ったろう外壁や入口門なども本格的な修復はまだの様子でした。

2732Phimenakas/JUL2009(西面)        石段は相当急角度になっています。木の階段も手摺に掴まらないと怖い程です。


2733Phimenakas/JUL2009      三段の積石はラテライト(Laterite stones)と呼ばれる多孔質の石です。


2733Phimenakas/JUL2009      壇の隅には象の彫刻が在ります。


2735Phimenakas/JUL2009      石段脇には丸く窪んだ部分が有りますので、木柱の跡かも知れません?。


2736Phimenakas/JUL2009      石段に屋根が架けられていたのか?、飾り物が在ったのか?。


2737Phimenakas/JUL2009      三段目には、外周に回廊が在ります。綺麗な連珠格子が映えていたことでしょう!。


2738Phimenakas/JUL2009      回廊の門前の両脇にも丸い孔が在ります。


2740Phimenakas/JUL2009      窓枠は白砂岩が使われ、全面に模様彫刻が施されています。


2741Phimenakas/JUL2009      階段を登りきって回廊の西門を入った所で中央の塔を撮りました。Laterite stonesのテラスの上に塔が在ります。


2760Phimenakas/JUL2009      狭く、急でカメラアングルが悪く塔の全容を紹介できませんが、塔の基壇の上から撮った回廊の西門です。


2753Phimenakas/JUL2009    グルリと東に回り込んで塔に登りました。門枠脇の立派な飾柱も在ります。


2752Phimenakas/JUL2009    頭上にはリンテルが落ちかかっています。向こうは西の入口の門枠です。


2756Phimenakas/JUL2009    塔は崩落のままです。西の階段を真直ぐ登ってくると、向こうからこの石枠に来ます。


2757Phimenakas/JUL2009    神様が祀られていた場所には何も有りません。お線香と賽銭箱が寂しそうです。


2758Phimenakas/JUL2009    枠の上のリンテルです。足元が悪く高い為足のすくむ思いで撮りました。


2761Phimenakas/JUL2009    枠の元には割れたリンテルも在ります。


2759Phimenakas/JUL2009    回廊の南西の角です。ほぼ西を向いて撮りました。


2755Phimenakas/JUL2009    回廊の南東の角です。


2754Phimenakas/JUL2009    画像右側が正面(東)の入口です。


2745Phimenakas/JUL2009    回廊の内側の窓枠にも彫刻が在ります。


2749Phimenakas/JUL2009    幅は1b余り・高さはアーチの上まで2b余りと、とてもコジンマリしています。


2750Phimenakas/JUL2009    東側の正面の石段の上から撮りました。下には外塀からの入口門が在ったでしょう?。


2765Phimenakas/JUL2009    北面の画像を継合せて見ました。塔が建っていた往時は樹木の上に突き出て見えた事でしょう?。


2768Phimenakas/JUL2009    傍らには割れた獅子像の部材が保管されています。早い修復が望まれます。

ご覧戴き有難う御座います。
ご感想・ご意見を戴けると幸いです。  メール アイコン

  トップへ戻る