KOH KER 遺跡 |
![]() |
![]() 2905watKohKer 木の梯子段が掛かってますが、壊れてて登れませんでした。とても残念・無念!。 |
シムリアップ市から四輪駆動車で約4時間、前日にガイドから「ジャングルの中で人も少なく、店など無いので水とお弁当を用意して下さい」と言われ出発しました。 舗装道路は1時間も走らないうちに赤土の悪路に変ります。 幸いにも雨に合いませんでしたが、ぬかるんで地獄道に変った痕跡が多々有りました。 途中のチケットオフィスでお手洗いも済ませ用意万端で行きましたが、到着してみると門前には食事のできる店が2軒程できています。 参拝後そこで弁当を摂らせて貰い、冷えた缶ジュースを買いました。 ここのハイライトは七段の階段状ピラミッド建築物です。 エジプトのピラミッドにも感激しましたが、全容が見えた時は思わず「オー」と声が出ました。 観光客も少なく、倒壊を食い止める処置を僅かにしているだけの修復待ちの遺跡です。 |
![]() 2909watKohKer 見上げるとかぶさって来る様な高さがあります。一段5b×7段=35bになります。 |
|
![]() 2911watKohKer 石段は一ヶ所のみです。両脇の積石の上には獅子像や象等の置物が有った?。 |
|
![]() 2912watKohKer 側面の石積は見事なもので、ほとんど隙間が有りません。自重で膨らむ事にも対処されているようです。 |
|
![]() 2913watKohKer ピラミッドは自重で石が横にずれない様に底辺周囲に幅30b程に大石が敷き詰められてますが、その形跡は有りません。 |
|
![]() 2914watKohKer パルテノン神殿の様に、底辺に上下の湾曲も無さそうです。石に凸凹が在り、漆喰跡も在ります。 |
|
![]() 2916watKohKer 段の高さは5b以上あるのでは?。排水の工夫は?。草木の害に対しては?。設計者の素晴らしい頭脳に感激します。 |
|
![]() 2907watKohKer 周囲は多孔質の石塀で別の区画として分けられています。 |
|
![]() 2918watKohKer 綺麗な曲線を持った笠石の上には尖った丸い石が乗っています。 |
|
![]() 2917watKohKer 構造の解り安い画像として、壊れている所を撮りました。 |
|
![]() 2921watKohKer ゆっくりと一回りしました。立派なカンボジアのピラミッドを見る事ができて、遠く迄足を伸ばしたかいがありました。 |
|
![]() 2922watKohKer 再び来る時は上まで登って見たいが、高齢肥満体の身では残りの時間に余裕が有りません。 |
|
![]() 2904watKohKer 七段目の上にはおそらく塔の在る祠が在ったのではないでしょうか?。修復が待たれます。願わくば日本人の手で!。 |
|
![]() 2862watKohKer さて、駐車場の前には、両側に食事の出来るお店が在り、間を進むと石積の建物跡が在ります。 |
|
![]() 2864watKohKer 崩落した部材の間には大きな木が茂っています。どんな配置なのか見等が着きません。 |
|
![]() 2866watKohKer 一つ一つの石材は大きく、ふんだんに使われています。 |
|
![]() 2868watKohKer ここが建物の入口らしく、手前に在るこの大きな石はリンテルか?、上を飾る彫刻の石か?。 |
|
![]() 2870watKohKer この門は参道の中心のようです。 |
|
![]() 2871watKohKer 門から奥を撮りました。「ガイドに地雷に気を付けてください」と冗談を言われ良く見ると区分けに使ったらしい棒が立っています。 |
|
![]() 2861watKohKer 近くの道路脇で見た地雷の注意看板です。ポルポト軍は遺跡を拠点に活動したため周囲には地雷原があるそうです。 |
|
![]() 2872watKohKer 大きな連珠格子窓も重厚です。 |
|
![]() 2875watKohKer 窓や壁の基礎石には彫刻が成されています。 |
|
![]() 2875watKohKer 先に進むとレンガ積の塔があります。右側の補強は頼りないもので、木材は互いを釘で止めているだけです。 |
|
![]() 2878watKohKer 両側の飾柱は今まで見た中では一番太いく立派です。下部が風化してて、何が彫られてたか解らず残念無念!。 |
|
![]() 2883watKohKer リンテルには宗教戦争の爪跡が残ってます。躍動感の有る彫物です。 |
|
![]() 2880watKohKer 神様は破壊されても、信心する人が線香を手向けています。 |
|
![]() 2888watKohKer 振返って塔を撮りました。制服を着た女性達はこの遺跡を守ってるそうです。十数人は居るようです。 |
|
![]() 2887watKohKer レンガの塔の奥に在る門です。屋根に透かし彫りの飾が在ります。 |
|
![]() 2891watKohKer 低い石塀で囲まれた幾つかの区画が有る様で、崩落した部材が残ります。 |
|
![]() 2892watKohKer 石塀の材質も区画によって違いが在ります。多孔質の石とここのように砂岩もあります。 |
|
![]() 2893watKohKer 良い彫刻などは雲散霧散してしまったのでしょうが、ほんとに勿体無い限りです!。 |
|
![]() 2889watKohKer 連珠格子窓も歩いて100`余も都から離れると形が変ってきます。 |
|
2889watKohKer 竹を連想しますが?。 |
|
![]() 2894watKohKer レンガ積の建物が多く在る区画では、屋根を架けた部分もあります。内戦時のポルポト軍は遺跡を拠点にしたと聞きました。 |
|
![]() 2927watKohKer 幾つかの塔は形を留めていますが、草木による崩落で文字通り瓦礫の山です。 |
|
![]() 2899watKohKer 現状では重機は入れませんので、手作業によって樹木を取除いているようです。地雷でも出たら怖いですね!。 |
|
![]() 2896watKohKer 崩落防止の応急処置がされています。 |
|
![]() 2897watKohKer 無惨な有様に心沈みます。 |
|
![]() 2898watKohKer 風化も進んでいます。彫刻類の彫り込みは全体に浅いように思います。 |
|
![]() 2928watKohKer リンテルの構図もここ独特の様です。 |
|
![]() 2900watKohKer レンガ積の塔の在る区画以外は、白砂岩が使われています。 |
|
![]() 2929watKohKer 綺麗な曲線を持った笠石の塀と間を置かず、別の建物の回廊とらしい石壁が在ります。 |
|
![]() 2930watKohKer チョロチョロしてアチコチ踏入って写真を撮る私も、除去されているとは言え地雷が怖い。日本隊の看板は無かった!。 |
|
![]() 2931watKohKer 4〜5b先に落下してるリンテルを写すにも、大きな石伝いに恐々近寄る有様です。 |
|
![]() 2884watKohKer 更に参道を行くと、お堀跡らしい池が在り、蛇神の手摺が転がっています。 |
|
![]() 2902watKohKer 無理な動かし方をしたのでしょう、欠けてしまっています。 |
|
![]() 2903watKohKer 手摺の部材も散乱状態です。 |
|
![]() 2901watKohKer 脇に片付けられている傷の少ないリンテルです。彫り込みは浅く立体感に乏しい。 |
|
![]() 2906watKohKer このリンテルの彫物は風化?破壊された?。 |
|
![]() 2934watKohKer 何とか崩落を免れた入口の塔です。壁面に女神の像が刻んで在ります。 |
|
![]() 2935watKohKer 風化による物か皆痛みが激しい状態です。 |
|
![]() 2936watKohKer 殆ど手付かずの遺跡を見られて大満足でした。 |