Angkor Wat 遺跡
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2823iAngkorWat/JUL2009   何と言っても目線で見るこの塔の景観が、何度行っても素晴らしい。

 良く知られた観光ツアーの名所ですので、素人のバカ・チョン・デジカメの画像を紹介するのも気が引けますが、ものは考え様で素人の目で視たアンコールワットとしてご覧戴けると幸いです。
 三度の参拝は何れも雨季真っ盛りでしたが、幸いにも三度共雨と”スレチガイ”ですみました。
 正面が西向に建てられてますので綺麗に映える午後の参観にしますが、又、スコールの来る時間帯にも当ります。
 
さて、此処のハイライトは本殿外回廊の壁の彫刻です。
 中でも不老不死の仙薬を造る場面と、閻魔大王の裁きから地獄と極楽への場面は見逃せない所です。
 また、市内に在る博物館(Angkor National Museum)には素晴らしい出土品が陳列されていますので、フライト迄の1〜2時間を利用し見学される事をお勧めします。
 特に「千体仏の間」は圧巻です。

065AngkorWat/JUL2004          5年前は左方の経倉は修復中で、石を削る電動ノミが喧しい音を出していました。


051AngkorWat/JUL2004        先ずは「アンコールワットに着きました」と言われて濠の向こうに見える建築物に感激し、ワクワクします。


252AngkorWat/JUN2005         石段を上がりお濠で囲まれた境内の正門への参道を進みます。


054AngkorWat/JUL2004         2004,2005年は左半分は修復中でした。


256AngkorWat/JUN2005          正門を背景に結婚の記念撮影をしていました。


258AngkorWat/JUN2005       周囲のお濠の幅は100b程もあるそうです。ガイドさんの話では昔はワニが沢山いたとか?。


2823 AngkorWat/JUL2009       西参道は上智大学のプロジェクトが10年以上かかって修復したとの看板が有ります。


2823aAngkorWat/JUL2009      お濠を渡りきると、正門(西の山門)に着きます。どなたも同じように此処で写真を撮りたくなるようです。


263AngkorWat/JUN2005          正門から本殿を見るこの光景は思わず声が出るほどの迫力が有ります。


298Cloister/JUN2005       本殿回廊彫刻のハイライトは、大亀に乗せた仙薬を練る臼に蛇を巻きつけ左右に引いて回す綱引きの場面です。


300Cloister/JUN2005      五つ頭の蛇は10b以上の長さが有ります。頭方へは神様達が引きます。


299Cloister/JUN2005       顔を左右に振りながら、渾身の力を振絞り震えている表現がリアルです。空には天女たちが声援を送っています。


296Cloister/JUN2005     尾方へは魔人達が引きます。尻尾には猿の王様が取付いています。


297Cloister/JUN2005    デジカメでは部分しか写せませんが、博物館にはプロの撮った全体の素晴らしい写真が有ります。


305King the hell/JUN2005     もう一つの見逃せない場面は「あの世」の事でしょう。閻魔大王に裁かれている場面です。


2823yAngkorWat/JUL2009      悪人は地獄へ落とされます。様々な「地獄の責め苦」が彫られています。


2824AngkorWat/JUL2009      両手を縛られ、足には重りでしょうか?、体には針を打ち込まれています。


303Hell/JUL2005   海老反りに吊るされて手足に重りを付けられ、その上体に沢山の針を打たれています。


2823yAngkorWat/JUL2009        こちらでは地獄の炎で焼かれています。


308Cloister/JUN2005    首輪を付けられ、鼻でしょうか?、縄で括られて引き回されています。


313Cloister/JUN2005    こちらは善人が天国からお迎えの輿に乗る場面でしょうか。天蓋や蓮の葉の飾が見えます。


310Cloister/JUN2005      良い香りのお香を焚かれながら、輿に乗って天国に行くのでしょう。人気の場面は手垢で光っています。


274Cloister/JUN2005   本殿の外回廊には様々な場面や物語が彫られています。一通り見ながら一周するだけで2時間余りかかります。


276Cloister/JUN2005      戦いの場面も沢山あります。こちらは鳥に乗った神様です。


279Cloister/JUN2005   ガルーダに乗った神様です。まだ彩色の跡が残っています。往時の彩色されたものは感激ものだったでしょう!。


281Cloister/JUN2005      五つ頭の蛇の戦車には御者が手綱を取っています。


284Cloister/JUN2005      騎馬戦の場面も躍動感の有る素晴らしい迫力のあるものです。人気が有るのか手垢で光っています。


2823pAngkorWat/JUL2009       猿の軍団の戦の場面には、獅子が登場してますが、恐ろしそうで面白そうで!。

沢山撮った一部を紹介しました。これは!と思って撮りましたが整理すると紹介したい場面が欠落していたりします。以下は他の部分の紹介です。


2823cAngkorWat/JUL2009     境内へ入る正面の山門は、一度目と三度目はガイドに案内されましたので右側のこの門から入りました。


2823d2AngkorWat/JUL2009      中央には現在も神様が安置され、参拝者が絶えません。


2823f2AngkorWat/2009   周囲の柱にはApsara Danceを踊るKhmerの美女達が沢山彫られています。周りを飾る模様もまた素晴らしい!。


057AngkorWat/JUL2004       基礎石の部分には力士でしょうか?、建物を支えるように両手を挙げて踏ん張ったデザインが施されています。


061AngkorWatJUL2004       山門の裏側の壁には女神でしょうか?、王家の婦人達でしょうか?、Khmerの美女達が沢山彫られています。


061AngkorWatJUL2004       連珠格子窓も見事な形です。このKhmer文化が周辺へ伝わって行った、此処が本家本元なのでしょうか?。


262AngkorWat/JUN2005     いずれの門や塔の入口上部には彫刻の飾り(RINTEL)が有り、彫の深い見事なものです。


069Cloister/JUL2004    模様化された浮き彫り彫刻も見事です。コツコツと彫り上げた石工の腕が偲ばれます。


272AngkorWat/JUL2005    山門からの参道は200b程も有り、手前30b辺りで一段と高くなり、本殿前のテラスへ上るのは天国へ登る様な仕掛けです。


347AngkorWat/JUN2005      向こうから参道を来て、2b程も高いテラスへ上がります。本殿外回廊の連珠格子窓から撮りました。


077CloisterWS/JUL2004  本殿全景を南西隅から撮りました。正面は外回廊の南西角です。左は南の入口、右東(裏門)の入口です。


081AngkorWat/JUL2004     本殿の周囲は草むらで、周囲の地面より1b余り高くなっていて、蛇の手摺(柵?)が在ります。東西南北に夫々3箇所の石段が在り、両脇に七つ頭の蛇頭が在ります。


096AngkorWat/JUL2004     本殿の三階の回廊から撮りました。皆さんが出入しているのは二階に相当する内回廊です。遠くの参道は正面の山門へ続きます。
中央は段々に高くなっています。2005年には三階迄登れましたが、2009年には禁止されていました。とても急な石段で更に風化で欠けている所が多く、登るには何とか登りましたが、高所は足が竦む私は降りるのに怖い思いをしました。


089AngkorWat/JUL2004      良い画像が有りませんが、上から見下ろした石段です。(上から撮るのも怖く、縁まで行けません)右のご婦人はそろりそろりと降りるところです。この時は、スコールの直後で濡れていましたから私はパニック状態でした。(もちろんガイドは登りませんでした)



105AngkorWat/JUL2004    三階に上がると主塔の全景が見られました。彫刻の塊のようです。


333UpCloister/JUN2005     主塔の四方向には神様が祀られて、現在でも信仰を集めています。


334UpCloister/JUN2005    信者達の捧げ物が揚げられています。


337UpCloister/JUN2005     手前には寝釈迦像が在ります。この枕の形もタイ王国で良く見掛けます。


335UpCloister/JUN2005       こちらは入滅する仏陀像が置かれています。右の金ピカの捧げ物はカンボジア独特の物でしょうか?。


113AngkorWat/JUL2004      沢山の彫刻の中で一際目を引くのは華やかに着飾った”Khmerの美女”達です。


090AngkorWat/JUL2004      着ているものやその模様、ヘアースタイルと髪飾り、手に持っているもの等でどなたかが判るのでしょうが?。


091AngkorWat/JUL2004      どの美女達も豊満で足が長く、腰はくびれ八頭身の体形に見えます。


273Cloister/JUN2005            Khmer美女達はあちらこちら沢山彫られていて、華やかさを醸し出しています。


2824cAngkorWat/JUL2009      三嬢が共に左手で結い上げた髷の端を持っています。最新のヘアースタイルを自慢している様子が伝わります。


2824dAngkorWat/JUL2009      こちらの三嬢は豊かな髪を同じ形に結ってますが、手に持つものが違います。


2824eAngkorWat/JUL2009      厚い唇、顎の張った角張った顔立ち、突き出た広いおでこ、小鼻の張った鼻がKhmer人の特徴のようです。


2824fAngkorWat/JUL2009      往時は彩色されていたでしょうから、さぞ煌びやかなものだった事でしょう。左角の女は結上げて無く珍しい。


2824gAngkorWat/JUL2009      豊かな髪を結上げた形は、長い脚と括れた腰とのバランスが良く素晴らしい。


2824jAngkorWat/JUL2009      こちらの美女達は皆面長な顔立ちをしています。


2824lAngkorWat/JUL2009      まるでファッションショーの様な趣があります。往時の王朝にはこういった場面が有ったのでしょうか?。


2824qAngkorWat/JUL2009      こちらの三嬢は顎が小い現代人の顔立ちです。柔らかい食物で育ったのでしょう!、優しい顔立ちの王宮の姫でしょうか?。


2824rAngkorWat/JUL2009      沢山在る連珠格子窓の間に沢山のKhmer美女達が居並んでいます。


2824sAngkorWat/JUL2009      他の寺院でも女性の彫刻を見掛けますが、此処は特に多いようです。


2824uAngkorWat/JUL2009      まとまって居るのは皇族等のファミリーではないでしょか?。


2824vAngkorWat/JUL2009      髪飾りと長い髪が強烈なインパクトを与えています。


2824zAngkorWat/JUL2009      右の二嬢は前髪を分けたへアースタイルが独特です。ポーズをとってご満悦の表情です。


2825dAngkorWat/JUL2009      内回廊の一部には往時のままの部分も在り、彩色が残っています。


2825bAngkorWat/JUL2009      同じ境内に在る現代のお寺のお坊さん達が来て地元の信者と共に祭礼を欠かすことは無いそうです。


271AngkorWat/JUN2005     最後に西南の石段から撮ったお気に入りの画像で終ります。

ご覧戴き有難う御座います。
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